ライター/ 執筆
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ディズニーランド【おめでとう】から見える平和

今年も来ちゃった、東京ディズニーランド。

毎年秋真っ盛りのこの時期、11月生まれの子供達の誕生日を祝うため、家族で東京ディズニーランドに出没する。

ここ、夢の国は何度来ても、子供も大人もみんな楽しめる。

想像通り、予想通り、私たちの期待を裏切らない。

昼と夜行われる恒例のパレードでは、ノリのいい曲に合わせて色んなディズニーキャラクターが行進しながら、楽しい踊りを見せてくれる。

つい最近、映画『アナと雪の女王2』で見たアナとエルサもオラフと一緒に私たちのほうを向き、手を振ってくれ、娘は大喜びだ。

アトラクションでは、スペース・マウンテンに乗って宇宙を旅したり、いかだに乗ってロビンソン一家が暮らした「大きな木の家」を体験したり、ビッグサンダー・マウンテンで昔の鉱山を猛スピードで駆け抜けたりと、それはもうあっという間に時間が過ぎていく。

何よりも、我が家のお気に入りは、シンデレラ城に映し出される幻想的なプロジェクションマッピング。

夜のディズニーランドがさらに魅力的な空間になるのだ。(ただ、残念ながら、この企画は期間限定だったようだ。)

ここは、いつも私たちを魅了させるプログラムがクリスマスやお正月などのシーズンに合わせて目白押しである。

そんな夢溢れるデイズニー・ショー、イベント、アトラクションなども楽しいが、実は私がそれ以上に気に入っていることがある。

それは、誕生日の月にディズニーランドに来ると、名前の書いたお誕生日シールがもらえて、その誕生日シールを服に貼っておくと、どこに行ってもそこで働く従業員のお兄さんやお姉さん達がスポットで見つけてくれて、

「まゆちゃん、ゆうくん、おたんじょうびおめでとう~!」

と、あちらこちらでみんなが笑顔で祝ってくれることだ。

レストランに行っても、ウエイトレスさんから
人気アトラクションの長蛇の列の中にいても、受付けのお姉さんから
パレードの人員整理をしているお兄さんから
お土産物ショップのレジのお姉さんから
「おたんじょうびおめでとう!」

一日中、どこに行っても、「おめでとう!」の祝福のシャワーをたくさん浴びる。

これって、とっても素敵なことだと思いませんか?

私たちがこの世に生を受けたことを、みんなが「おめでとう!」の言葉でお祝いしてくれる。これが一回ではなく何度も、たくさんの人が「おめでとう!」と言って、笑顔でハイタッチしてくれるのだ。

そう、言われた子供たちの顔から嬉しさがにじみ出ているのはもちろんのこと、生まれてきたことや自分の存在を丸ごと認めてくれる人たちが、自分の両親以外にもたくさんいることをじわじわと肌で感じ始めているのが見て取るように分かるのだ。

その時、ふと思った。

もし、世界のみんながこうして生まれてきたことを、お互いに素直に祝福しあうことができたら、尊重しあえたら、この世界で争いは減り、平和になるだろうに……。

そう思うと、なんだかディズニーランドのお兄さん・お姉さんたちが、平和に寄与していると思えてきたのだ。

彼らが何気に放つ「おめでとう」の言葉の奥から、なんだか平和が見えてくるようだ。

それこそ、ガンジー、ダライ・ラマ14世、マザーテレサなどは、世界の平和に貢献してきた偉人たちであるが、ディズニーランドで働く従業員もまんざらでもない。

色んな意味で同じ延長線上に並んでいるのかもしれない、とも思った。

偉業は、小さな一歩から、なのである。

そうやって、子供たちは周りから生まれてきたことに祝福と温かい言葉をかけられ、愛されながら、これからも育っていってほしいなぁと、切に感じた。

またそのためには、私達大人がそんなステキな世界を子供たちのために創造していく努力が必要であり、その責任があるんだよなぁと、改めて思った。

いつも楽しい思い出を提供してくれるディズニーランドだが、今回ここで受け取った「おめでとう」から見える平和という新たな価値をここで発見することができた。

さすが、世界中から愛されるディズニーランド、深い!すごい!

また来年も子供たちの誕生日のこの時期に子供たちを連れて遊びに来よう。

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